忙しい毎日から逃れて、一人静かに過ごしたいと思う時があります。
そんなときには伝統的な和の庭がおススメです。
背後に竹垣を設置したり、シラカシ、モチ、ツバキなどの葉の緑の濃い常緑樹を用いて 植栽すると、心理的な安心感が生まれます。
また低木や下草は派手すぎる色や鮮やか過ぎる色の植物は避け ツツジ、アセビ、山野草類など渋い感じのモノトーンでまとめれば 更に庭に落ち着きと静寂が生まれます。
自然石は、石の根入れに注意して低く据える事で、 自分が生まれるずっと以前からそこにあったような、 長い歴史と重厚な雰囲気を庭に表現する事ができます。
水鉢は、産地のしっかりした国産の御影石や、甲州産鞍馬石など
良質の石材で作られたものを選びます。
上質の水鉢は、単なる庭の飾り物にとどまることなく
周囲の環境と同調しながら経年変化していきますので
日を追うごとに、庭に歴史と趣が増していきます。